山の上で下で

燕岳　　７月１１日（土）

週の始めから天気予報をチェックしてはため息が漏れる。週末の長野地方の予報は雨。７月になって待望の夏山シーズン。海の日３連休は渋滞や混雑が予想されるので、まだ梅雨明けしていないこの週末が狙い目だと思っていた。週末が近づくにつれ予報が曇り時々晴れに好転、金曜日仕事を終えると買ったばかりのザックに荷物を放り込み（パッキングなんてもんじゃない）、仮眠用の布団と一緒に車に積み込んだ。２２時に所沢ＩＣから関越道に。夜の高速の流れはスムーズで、途中遅めの夕食や山食（コンビニおにぎり）を買い込み、登山口の駐車場に２時に到着。真っ暗な駐車場には１０台ほどだったが朝にはほぼ満車になっていた。

５：１０、登山口より初山歩き開始。展望のない樹林帯をひたすら登っていく。ゆっくり歩幅を小さく段差の少ないところを、と心がけるがひたすら続く急登がボディブローのように心身にきいてきて、やっぱやめときゃよかったかなぁなんて弱音がちらほら。途中第二ベンチでおにぎりを頬張り小休止しながら７：００に合戦小屋に到着。


荷揚げのヘリがここや燕山荘を何度も往復していた。僕も荷揚げしてほしいなぁ・・・なんて思いながら再び歩き出すが３歩進んで立ち止まるような状態。だけどようやく稜線上に出て展望がひらけてくると不思議と元気が出てくる。
槍ヶ岳は雲の中・・・。

燕山荘も見えてきた。


周りの景色に元気付けられて、７：４５燕山荘に到着。ここまでですれ違った下山者が３人だけだったが、小屋の下のところでちょっと言葉を交わした若くてキレイな女性にビックリ。とてもひとりで登ってきて小屋泊まりするようには見えなかった。若い世代にも登山ブームが来るのだろうか（僕もまだまだ若いつもりですが・・・）。

燕山荘前のテラスにて休憩。
穂先が見え隠れ・・・。

裏銀座方面・・・。


見え隠れする槍ヶ岳と記念撮影の格闘を繰り広げた後、燕岳へ。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（続く・・・）



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