山の上で下で

月明かりに照らされる鷲羽岳

20120804　鷲羽岳・三俣蓮華岳・双六岳
20120805　双六小屋－新穂高


鷲羽岳山頂からの眺めを堪能し、


一旦、三俣山荘まで下る。
三俣蓮華岳へは再び登り返すわけだが、ちょっと心が萎えてくる。


三俣山荘でラーメン（¥１０００）をいただく。
なんか山では塩っ気のある汁物は美味しいね。
お腹が満たされたら再びやる気も出てきた。






せっかくのお天気だし、いっちょう登りますか！


三俣蓮華岳からの鷲羽岳




空に浮かぶ雲が「夏」って感じ。


薬師岳や黒部五郎岳方面はちょっと雲が多くなってきたようだ。


笠ヶ岳や槍ヶ岳にも雲が！
双六岳からの槍ヶ岳の眺めはなんとしても楽しみたい。雲よ、もうちょっと待ってくれ！


なんか怪しい雲行きになってきたぞ…。


なんとかギリギリ間に合った…「槍へと続く道」


その後すぐ槍の穂先は雲に隠れてしまった…。



双六小屋に戻ってくると、
ヒトカゲさんは待ちきれなかったのか、すでに生ビール２杯を飲み干していた…さすがです。
小屋前のベンチで乾杯して裏銀座や高天原温泉の話を聞いていると、
ヒトカゲさんと初日烏帽子岳で一緒だったソロの女性（トシさん）が到着。
水晶小屋に泊まり赤牛岳まで行ってきたそうだ。
合流して一緒に飲んでいると（おつまみまで差し入れていただきました）、
空いている席に座ってきた男性グループがトシさんと同じ日に
水晶小屋に泊まっていたことが判明して、もうそこからはみんなでワイワイ宴会に。
この日初めて会った方から生ビールおごってもらったり…
とにかく何杯飲んだかわからないくらい宴会は続きました…。
（宴会の写真が無いのが残念だけど、写真撮ってるヒマもないほど盛り上がったということかな）









…いつテントに戻ったのか記憶がおぼろげながら目が覚めるとテントの中が明るい。
もう朝？と思ったが月明かりのようだ。


月明かりに鷲羽岳


月が明るいので降り注ぐような星空とはいかないけれど、
それでも街の夜空とは比べ物にならないな～。






翌朝はこれまた下山するのがもったいないような青い空。


楽しい思い出をありがとう。


この日も朝から陽射しが照りつけ暑い…。


帰りはメロン。


逆さ槍のお見送り。


ここからの下りで…どうも脚の調子がおかしくなった。
ふくらはぎがひどい張りというか痛重感というか、
１０分も歩くと踏ん張りがきかなくなり、３分休んでまた１０分歩いての繰り返し…。
こんな状態で無事に下山できるのか？いつになったら辿り着くか不安になった。

今回入山時の予定は３泊４日。この日は本来笠ヶ岳へ行くつもりだった。
２日目にはもう笠ヶ岳はやめて２泊３日で切り上げようと決めたのだが、
こんな脚の状態では行かなくて正解だった。４日目は天気も悪く雨も降ったようなので、
踏ん張りのきかない脚で雨に濡れた笠新道を下る羽目になるところだった。

かなり暑かったけど晴天続きの３日間。
山で知り合った人たちとの楽しい宴。
脚力・体力の低下を痛感させられたけど
楽しい夏休み山行となりました～！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（おわり）



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