南アルプス北沢峠で山を眺めるお散歩と宴会キャンプ 1日目

酔いどれ係長

2011年07月05日 18:16

北沢駒仙小屋 20110702-03


南アルプス北沢峠にある北沢駒仙小屋でキャンプしてきました。
山のお友達と・・・
元々の計画では北岳肩の小屋でテン泊を。
久々の3000mオーバーを楽しみにしていたが
どうにもこうにもお天気のほうがよろしくない。
直前の金曜日になっても予報は好転せず、
悪天候の3000mの稜線で過ごすのもいかがなものかと
今回の発起人samantha802さん(以下さまんたサン)が計画変更を提案。
北沢峠の駒仙小屋で宴会キャンプ、天候次第でちょろっと歩きましょう、
というなんともゆる~いキャンプをすることになった。
あくまでも予定だけど・・・。


芦安からバスで広河原へ。昨年の海の日三連休はごった返していたが
フツーの土日はこんなものか、天気予報もよくないし・・・
っていうか、この青空はいったい何?


広河原に到着すると青空の下、北岳がドッカ~ン!
北沢峠行のバス停に並びながら
北岳に向かうハイカー達を眺めることしかできない僕たちは敗け組なのか・・・?
いや、今回は宴会キャンプ、気持ちを切り換え飲みまくるぞ~と気合を入れなおす。

さまんたサンはテン場に着いたら早速宴会を始めるつもりのようだ。
そうでなければ飲みきれない、食べきれない量の酒と食材を持ってきたと・・・。
ただ、僕は疑問に思っていた。
今回のもう一組の参加者、みさわサン&ゆっきーサン御夫妻
精力的に日本のアルプスを踏破してきたこのご夫婦が、
南アルプスのここまで来て朝から宴会なんてことがあるだろうか?
この疑問をさまんたサンにぶつけてみたが、大丈夫、了承済だからと。
半信半疑のままバスは北沢峠に着き、駒仙小屋のテン場に歩いていくと・・・

ほら、やっぱり!
先着していたみさわサン&ゆっきーサン・・・完全装備じゃないですか!
たしかにこの天気で歩かないのはもったいないけど。
ということでテント設営を済ませ、いざ出発!
この日は私のリクエストにこたえていただき
仙丈ケ岳へアタック!方面へお散歩へ。


新緑の季節、森の中を歩くのはホント気持ちがいいなぁ。


甲斐駒と摩利支天の眺めも素晴らしい。梅雨の空じゃないよ。


しかし、やはりというか徐々にガスが湧き始め
森林限界を超えたころには周囲は真っ白。


仙丈ケ岳の眺めが素晴らしいという小仙丈ケ岳に到着。


あくまでもお散歩なので、この日の行程はここまでとし、
南アルプスの女王のお出ましを待つことに。

しばらくして、みさわサンがもう少し先に行けば見えるんじゃないか?
ということで行ってみることに(さまんたサンとゆっきーサンは待機)。

すると・・・

見事にガスが切れて、ほんの数分だけど仙丈ケ岳の姿が!


心優しき南アの女王が微笑んでくれたようです。
(小仙丈ケ岳にいたさまんたサンとゆっきーサンもばっちりだったと)

束の間のことだったが仙丈ケ岳の姿に大満足。
ビールが飲みたくてウズウズしているさまんたサンが怒り出さないうちに
駒仙小屋に向けて下山。

早速楽しい宴会の開始。

お二組から続々とふるまわれる豪華料理に美味い酒、楽しい会話、
気づいたらもう宴もたけなわな写真しかなかった・・・。


スーパードライ=みさわサン エビス=さまんたサン プレモル=酔いどれ
ちなみに小屋で売ってるビールは黒ラベルであります。

この後さまんたサンとみさわサンが眠気をもよおしご就寝。
さまんたサンが持ってきたボウモア15年モノで
大人のBARタイムを楽しみにしていたのだが、
オーナー不在で勝手にいただくわけにもいかず、

予備に持ってきた自前のボトルでハイボール。

全然眠くないというゆっきーサン(実はこのお方が一番タフだと確信している)
から昨年の雲ノ平山行のお話を聞かせてもらう。
実際に行った人から直接話を聞ける機会なんてなかなかないもの。
貴重なお話を聞かせていただきました~。

そのうち雨が本降りとなって宴はおひらき。
テントで横になっているうちに眠ってしまったが
20時過ぎにみさわサンとさまんたサンに
翌朝の予定も決めていないのに寝入るとは何事だと叩き起こされ
5時に甲斐駒へアタック方面へ散歩に出かけることを確認し
今度はホントに就寝。

翌日の天気ははたしてどうなっているだろうか・・・?

                                  (続く)



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