赤岳鉱泉 20111217-18
『極寒の八ヶ岳でブテチゲを喰らう!』
材料分担から行程までバッチリ決まりながら出発前日に頓挫したこの企画・・・
新たな冬を迎え、今その約束が果たされる時が来た!
【参加者】
さまんたサン
のりじむサン
みさわサン&ゆっき~サン
ようようサン
酔いどれ
始終ヒマな自分はともかくとして、
住む場所、仕事、家庭事情など全く異なる5組が予定を合わせるのは奇跡にも等しい。
数か月前からピンポイントで定めたこの日程に合わせるため各々苦労されたに違いない。
みんな揃って、
いざ、赤岳鉱泉へ!
天気も上々
青い空と白い雪・・・気持ちいいスノーハイク。
2か月ぶりの山歩き、4か月ぶりのテン泊装備、
すっかりなまりきった身体にはこたえるが、このキツさがなんだか気持ちいい。
「山を歩いてる」と身体全体で感じられるからかな。
このメンバーの中で一番タフなのでは、とひそかに思っているゆっき~サン。
ゆっき~サンもテン泊装備は夏休み以来だそうで「キツイ~」とおっしゃっていたが、
このデカイ荷物担いで男衆と一緒に歩くんですから見上げたもんです。
急ぐ旅でもないので、景色や会話を楽しみながらのんびりと・・・
ムムム・・・
大丈夫かな・・・ゆっき~サン
キーンと冷えた空気がなんとも気持ちがいい。
この日からアイスキャンディがオープンのためかテン場はけっこうな賑わいで
5張の幕をまとめて張るスペースをギリギリのタイミングで確保。
それぞれ幕を張ったら陽も明るいうちから宴会のスタート!
さまんたずこーでぃねいとBUTECHIGE
これがもう絶品でありまして、みんなむさぼるように喰らいつくし
あっという間に2回戦へ突入。
お酒も入ってみんなでワイワイと盛り上がっていたが、
陽が傾き山の端に隠れた途端、信じられないくらい急激に寒さが押し寄せた!
みんな逃げ込むように自炊小屋に転がり込んで
お湯を沸かしながらほっこり2次会タイムへ。
あたりが暗くなってきた頃、宴はようやくおひらきとなり、
ここでみさわサンから「明日は5時起床6時出発」と厳かに申し渡される。
そうだ!僕らはただここまで宴会だけをしにきたわけではない。
翌日は冬山シーズンへの身体慣らし及び雪上歩行訓練として硫黄岳へ登る予定なのだ。
和やかな雰囲気から一転、ピーンと緊張感が走る。
翌日の登頂に向け早めに就寝し体力を温存しておかなければならない。
ここで僕はさらに緊張が高まった。
初めての雪山でのテント泊。
この時点での気温はマイナス16℃。
寒さのあまり眠れなかったりしないだろうか?
そもそも生きて明日の朝日を拝むことができるのか?(大袈裟な!)
みんなに「おやすみなさい」と言ってテントに潜り込むとき
声と身体が震えていたのは寒さのせいばかりじゃない・・・。
(続く)
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