鹿島槍ヶ岳 20110806−07
月が剱岳にかかるころに写真を撮りたいなぁとアラームをかけたのだが、
目を覚ますとフライを叩く雨の音がした。
ベンチレーターから外を覗くと剱岳の姿は見えるが、空は雲に覆われているようだ。
撮影は諦め二度寝。朝にはどうなっているだろうか・・・。
早発ち組の音で目が覚めたが、しばらく寝袋の中でグズグズしていた。
早発ち組がみんな出発してからようやくテントから這い出す。
うーん、バッチリじゃないですか!
それではボチボチ行きますか!
いざ、鹿島槍へ!
歩き出してすぐに日の出を迎えたようだ。東の空は雲が多いな。
剱・立山に朝陽がさし始める。
針ノ木・蓮華方面。右奥には薬師岳。左奥遠くに槍・穂高も望める。
種池山荘方面から爺ヶ岳を経て鹿島槍へ続く稜線。昨日はここを歩いてきたのか。
ガスと雨で展望が全く無かったが、晴れてる時に歩いたらとても気持ちいいだろう。帰りに期待。
だいぶ近づいてきたが、それにしてもホントカッコイイな~。
目の前には秀麗な双耳峰。
振り返ればこれまた気持ちよさそうな稜線。
横を向けば勇壮な剱・立山。ついつい足が止まってしまう。
無事に山頂に到着。
北アにある百名山は昨夏の常念以来か~ってこれで2つ目だけど。
まぁ、あんまりこだわってないしね。
山頂で記念撮影する人たち。
もう片方のピーク北峰からキレットを越え五竜、白馬へと続く。自分には無理っぽいな。
山頂からは勇壮な剱岳が望める・・・って早くもガスが?まだ6時なんですけど・・・。
ありゃりゃ・・・こっちもガス・・・じゃなくて、鹿島槍がガスに包まれ始めているのだ。
キレット方面の視界はまだ大丈夫。
見るべきものは見て、十分楽しんだのでそそくさと下山開始。
途中で振り返ったらもう山頂はガスの中になってましたよ。
テン場に戻ると剱岳にもだいぶ雲が。
そして帰り道の爺ヶ岳にも、あ~ガスだ~!
昨日の二の舞は演じたくないのでさっさと下りることにします。
途中振り返ると鹿島槍はおろか冷池山荘もガスに包まれようとしていた。
そして爺ヶ岳の山道も前日と同じように乳白色となってしまい
また雨に降られてはかなわないので、またもや山頂は放棄して巻道一直線。
この日は雨に降られることなく無事に下山できました。
後日山荘のHPを見たら、この日も前日と同じように午後は土砂降りだったとか。
よかったよかった。
でも、爺ヶ岳の山頂に立つつもりでバッジを買ってしまったのであります。
爺ヶ岳からの鹿島槍の眺めは素晴らしいとのことなので、近いうちに再訪したいものです。
冷池山荘(4:50)−鹿島槍ヶ岳(6:00−15)−冷池山荘(7:15−8:15)
−種池山荘(9:50)−柏原新道入口(12:00)
(終わり)
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