山の上で下で

錚々たる顔ぶれのハイカー達と
楽しい一日を過ごしてきました・・・

鷹ノ巣山（峰谷〜鷹ノ巣山〜水根）　２０１１０３２７

暗いニュースが続く毎日・・・、
どうしても気分は沈みがちである。
元気な人間まで俯いていてはいけないよな
と思っていた矢先、そんな雰囲気を慮ってか
「内にこもってばかりいてどうする？
山の空気でも吸ってリフレッシュだ。
奥多摩に行く。ついてこいやぁ〜ッ！（高田延彦バリ）」
とsamantha802サンの魂のつぶやきが流れ、
それではユルユルとハイキングしますか〜
ということになったのだが・・・、
魂のつぶやきに中央アルプスの麓にお住いの
みさわサンが共鳴し参加表明。
わざわざ信州からお越しいただくのに
ユルユルなハイキングでお茶を濁すわけにはいかず、
慌ただしい協議の結果、展望のいい鷹ノ巣山に行くことになった。


奥多摩駅から峰谷行きのバスに乗り
途中奥多摩湖に車を停めたみさわサンが合流し
峰谷から鷹ノ巣山を目指す。
下山のルートは山頂での体調・気分次第でということにした。


改めて今回のメンバーを紹介すると左から
samantha802サン
みさわサン
ようようサン
のりじむ１２サン
のりじむ１２サンは今回初対面。
他のお三方のブログでお名前は拝見しており
奥多摩もよく歩かれ、ギアにも相当お詳しい。
４人とも山の経験値は僕より数段上で
今回は実りの多い一日になりそうだ。


天気予報は午後から下り坂であったが
歩き出しの頃は素晴らしい晴天に恵まれ
このコースを歩いたことのあるようようサンを先頭に
気持ちよく歩いて・・・のはずが、
「アチ〜ッ！」
前日に予報等をチェックしたsamantha802サンから
「思いのほか気温が下がるようなので厳冬期装備で」
とのお達しが出ていたためだ。
僕は額から汗は流れるもののそんなに暑いと感じず、
本当に厳寒だったらヤバかったのでは？
とひとりホッとしていたことは４人にはナイショだ。


浅間神社付近から雪が現れはじめる。
この日は簡易アイゼンのグリベル・スパイダーを
持参してきたが使うことはなかった。
ただ、ようようサンやのりじむサンはマイクロスパイクを
装着してサクサク歩いていたので、
軽アイゼン等を使うとより歩きやすいだろう。


鷹ノ巣山の避難小屋付近になると一気に雪量が増し
水場は凍っていた。


とてもキレイな鷹ノ巣山避難小屋。
ランチタイムに使わせてもらいました。


みさわサンより信州馬刺し燻製の差し入れ。
ごちそうさまでした！
（ビールを持ってこなかったことを激しく後悔）
ランチタイムでは山や道具のことについて話が弾む。
山のキャリアが短い僕には
正直聞いていてわからないこともあったが、
脳味噌にしっかりメモして
あとでこっそり行ってみたり買ったりするのだ。




お腹を満たしたらいよいよ鷹ノ巣山山頂を目指す。




朝の晴天からだいぶ雲が出てきて
残念ながら富士山は雲の隠れてしまっているが
奥多摩の山々は見わたすことができた。





みんなで記念撮影をして
下山路を協議して下山開始。

雪の石尾根を気持ちよく歩く。


水根に下るのだが、六ツ石山からの下りは
勾配がきつく膝にこたえるとのことで
水根沢林道をチョイス。
勾配は緩いもののその分歩行距離が長く
「長いなぁ〜、まだなの〜」なんて声もチラホラ。


そしてようやく奥多摩湖に到着。
標高自体は低くても標高差はあるわけで（約１１００ｍ）
ユルユルどころか結構ハードな山行に。

ここでみさわサンとは再会を期しお別れ。
関東組は三鷹のハイカーズデポにでも寄っていきましょうか、
なんて話もしていたのだが、
思いのほか疲れたし、
また家庭の事情がある方もいたので
中央線に揺られながら随時解散となった。

ということで、今回ご同行していただいた皆さま、
楽しい一日を本当にありがとうございました。
経験知識豊富な皆さまと歩くことができて
いろいろ勉強になりました。
また機会がありましたら是非ともよろしくお願いします。
今度は慌ただしい日帰りではなく
テン場でじっくりゆっくり語り合いたいですね・・・。



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